2008年08月16日

ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

私の場合、シリーズラストの黒の調査ファイルから読んでしまったのですが、通称「ST」の「色」シリーズの第一弾です。
読み終わってから気が付いたのですが、「青山翔」が主役なので「青の調査ファイル」という題名なのですね。

ある弱小プロダクションのチーフ・ディレクターが、心霊現象のテレビ番組の撮影中に死亡します。

プロダクションのディレクター、AD、霊能者、タレント、テレビ局のプロデューサー。
誰もが犯人の可能性があり一見難解と思われる事件を解いていく過程も面白いのですが、警察内部の人間模様なども絡めた描写が青山の活躍に対して爽快な読後感を残してくれます。

ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫)
講談社 [著] 今野 敏
ASIN:4062753987 /文庫/326頁
発売日:2006-05-16
ランキング&評価:---位
価格:¥ 620 [2008-08-16 Amache]
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posted by 京極恭輔 at 12:04 | 上海 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK

最悪

奥田英朗と言えばイン・ザ・プールや空中ブランコのイメージだったので、本著も同様に大いに笑わせてもらえると思い込み、川谷、みどり、和也、それぞれの最悪の状況のシリアスな描写に最初は若干戸惑いました。

ただ、窮地に陥った時の3人それぞれの言動や考え方のハチャメチャ振りは伊良部先生のキャラクターに通じるところがあり、別の意味で笑わせて貰いました。

根っからの悪人ではない3人が、ヒョンな切っ掛けで堕ちていく様子はやけにリアリティがあり背筋が寒くなるほど上手く描かれています。
奥田英朗の底深さを感じさせる作品です。

最悪 (講談社文庫)
講談社 [著] 奥田 英朗
ASIN:4062735342 /文庫/656頁
発売日:2002-09
ランキング&評価:---位 4.0
価格:¥ 920 [2008-08-16 Amache]
5 - テンポがいい
5 - 人それぞれの最悪の定義
5 - 坂道を転がり落ちる
5 - 偶然に買ったんですが
5 - 自分には厚すぎる本だと思った が!!


posted by 京極恭輔 at 10:57 | 上海 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | BOOK
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